ゴルフスイングで股関節が使えないとどうなる?飛距離と腰への負担につながる理由

ゴルフ

「もっと飛距離を伸ばしたい!」

「スイングすると身体が横に流れる。」

「ラウンド後半になると腰が張ってくる。」

こんな悩みがあるゴルファーは、一度股関節の使い方を確認してみてもいいかもしれません。

ゴルフスイングは、腕だけでクラブを振る動きではありません。

足で地面に力を加え、その力を下半身から骨盤、体幹、腕へつなぎ、最後にクラブを加速させます。

その中で、下半身と体幹をつなぐ大切な場所の一つが股関節です。

だからAcegymでは、飛距離を伸ばしたいからといって、いきなり重いものを持たせるわけではありません。

まず確認したいのは、今持っている力を、ゴルフスイングの中でちゃんと使えているか?

今回は、ゴルフと股関節の関係を身体の仕組みから考えてみましょう!


ゴルフスイングで股関節は何をしている?

股関節は、脚と骨盤をつないでいる関節です。

ゴルフスイングでは、

  • 身体を回す
  • 体重を移動する
  • 地面からの力を受け取る
  • 骨盤を動かす
  • 下半身の力を上半身へ伝える

といった場面に関わります。

例えばバックスイングでは、ただ身体を横へ移動させるのではなく、股関節を使いながら骨盤や体幹を動かしていきます。

そこから切り返し、ダウンスイングへ入ると、今度は反対側の股関節で身体を支えながら回転していきます。

つまり、股関節は、動く場所でもあり、力を受け止める場所でもある。

この両方が必要です。


股関節が使えないと、身体が横に流れる

股関節をうまく使えないゴルファーで見られる動きの一つが、身体が左右へ大きく流れる動きです。

本来は股関節の中で骨盤が動いてほしいところを、股関節を十分に使えないため、身体全体を横へ移動させて動きを作ります。

すると、体重移動はしているけれど、力をためられていないという状態になりやすくなります。

一見、大きく身体を使っているように見えても、地面に加えた力を回転へつなげられなければ、クラブへ効率よく力を伝えることはできません。

「一生懸命振っているのに飛ばない…。」

という場合、筋力不足だけではなく、こうした身体の使い方が関係していることもあります。


股関節が使えないと、伸び上がる動きも出やすい

もう一つ見られるのが、スイング中に身体が起き上がってしまう動きです。

股関節を曲げた状態を保てなかったり、回転の中で身体を支えられなかったりすると、骨盤が前へ出て身体が起き上がることがあります。

すると、

  • 前傾姿勢を保ちにくい
  • 身体とボールとの距離が変わる
  • 腕で調整する必要が増える
  • スイングの再現性が下がる

といったことにつながります。

ゴルフは毎回違う動きをするスポーツではありません。

同じようなスイングを繰り返せることも大切です。

そのためにも、股関節で身体を支えながら動けることは重要です。


股関節が動かない分、腰が頑張ることもある

ゴルフをすると腰が痛くなるという方を見るとき、腰だけを確認することはありません。

ゴルフスイングでは、骨盤と胸郭を大きく動かします。

しかし、股関節や胸郭が十分に動かなければ、身体はどこか別の場所で動きを作ろうとします。

その一つが腰です。

股関節で回れない。

胸郭も回らない。

それでもクラブは振らないといけない。

すると、腰の部分で必要以上に回ったり、反ったりして動きを補うことがあります。

これが繰り返されれば、腰への負担も増えていきます。

つまり、腰が痛いから、腰だけに問題があるとは限らない。

股関節や胸郭を含め、身体全体を見る必要があります。


飛距離と腰の悩みは、別々ではないこともある

飛距離が伸びない。

腰が痛い。

一見、まったく違う悩みに見えます。

でも、原因をたどっていくと同じ身体の使い方が関係していることがあります。

例えば、

股関節が使えない

身体が横へ流れる

地面からの力を回転へつなげにくい

飛距離が伸びにくい

一方で、

股関節が使えない

腰で動きを補う

腰への負担が増える

ラウンド後に腰が張る

ということも考えられます。

飛距離を伸ばすトレーニングと腰への負担を減らすトレーニングを完全に別物として考えなくてもいい場合があります。

身体の使い方を整えることで、両方へつながる可能性があります。


筋力は必要。でも強いだけでは足りない

ここまで身体の動きについて話してきましたが、飛距離アップには筋力も必要です。

地面へ大きな力を加えるには、そもそも下半身が強くなければいけません。

ただし、筋力が強い=その力をスイングで使えるではありません。

例えばスクワットで大きな重量を持てても、

  • 股関節がうまく動かない
  • 胸郭が回らない
  • 身体が左右へ流れる
  • 力を受け止められない

のであれば、その筋力をクラブまで十分に伝えられないことがあります。

必要なのは、力を出すことと、力を伝えること。

この両方。


下半身で作った力をクラブまで伝える

ゴルフスイングでは、身体の各部分がバラバラに動くわけではありません。

大まかには、

地面



股関節・骨盤

体幹・胸郭

肩・腕

クラブ

という流れで動きがつながっていきます。

これがキネティックチェーン、いわゆる運動連鎖です。

重要なのは、脚で大きな力を出しただけで終わらないこと。

その力を股関節や骨盤で受け取り、体幹を通してクラブまでつなげる必要があります。

どこか一つで動きが止まれば、そこで力が逃げます。

だからゴルフの身体づくりでは、もっと筋力をつけようだけではなく、その筋力をどう使うかまで考えることが大切です。


ピラティスで使える股関節をつくる

そこでAcegymでは、ゴルファーの身体づくりにピラティスも取り入れています。

目的は、ただ柔らかくすることではありません。

例えば、

  • 股関節から身体を動かす
  • 骨盤をコントロールする
  • 胸郭を回す
  • 左右それぞれの動きを確認する
  • 体幹を安定させながら手足を動かす

といった練習を行います。

股関節の可動域が何度あるかだけを見るのではなく、実際の動きの中で股関節を使えるかを見ることが大切です。

柔らかくても使えなければ、競技にはつながりません。


動けるようになったら、筋トレで強くする

身体が動きやすくなったら、そこで終わりではありません。

今度は筋力トレーニングで、

  • 地面を押す力
  • 股関節で大きな力を出す能力
  • 片脚で身体を支える力
  • 回転の中で姿勢を保つ力
  • 素早く力を発揮する能力

を高めます。

Acegymが大切にしているのは、整えてから鍛える。

そして、その先に、鍛えた力を競技へつなげる。

ということです。

ピラティスだけ。

筋トレだけ。

ではなく、必要に応じて両方を使います。


実際に、飛距離が約20ヤード伸びた50代の会員様

Acegymにも、ゴルフの上達と腰への不安をきっかけに身体づくりを始められた50代の会員様がいらっしゃいます。

筋力トレーニングを続けながら食事も見直し、体重は約6kg増加。

さらにピラティスを取り入れながら身体の使い方を整えていきました。

その結果、Google口コミでは、

飛距離が約20ヤード伸びた

という嬉しいご報告をいただいています。

また、以前気になっていた腰の状態や姿勢についても変化を感じていただけました。

もちろん、一つのエクササイズだけでこの結果が出たわけではありません。

トレーニング、ゴルフの練習、食事、そして継続。

それらを積み重ねた結果です。

ただ、この事例からも分かるのは、50代になっても、身体づくりによってまだ伸ばせる部分はあるということです。

50代ゴルファーの実例|腰痛に悩んでいた方が飛距離約20ヤードアップ。身体を変えるために行ったこと


Acegymはゴルフスイングそのものを教える場所ではない

Acegymでは、

「クラブをこう上げてください。」

「フェースをこの向きにしてください。」

といったスイング技術そのものを指導するわけではありません。

見るのは、そのスイングをしている身体です。

  • 股関節は使えているか
  • 胸郭は回っているか
  • 地面へ力を出せているか
  • 身体が横へ流れていないか
  • 左右差はどうか
  • どこで力が逃げているか
  • どこへ負担が集中しているか

こうした部分を確認します。

スイングには、その人の考え方や技術があります。

Acegymの役割はスイングを一つの形へ変えることではなく、その人がやりたいスイングを実現できる身体をつくること。

これが、ゴルフに対する考え方です。


Athlete Note

今回覚えてほしいのは、

  • 股関節は、ゴルフスイングで動く・支える両方の役割を持つ
  • 股関節を使えないと、身体が横へ流れたり伸び上がったりしやすい
  • 股関節の動きを腰で補うと、腰への負担が増えることがある
  • 飛距離アップには筋力も必要
  • ただし、筋力をクラブまで伝える能力も必要
  • ピラティスでは「柔らかさ」だけでなく、身体の使い方を練習する
  • 動きを整えたら、筋トレで強くする
  • スイングを変える前に、そのスイングを支える身体を確認する

まとめ

ゴルフの飛距離を伸ばしたい。

腰への負担も減らしたい。

そんなとき、

「もっと強く振ろう!」

「もっと筋トレをしよう!」

だけで考える必要はありません。

まず確認したいのは、今持っている力を、身体の中でうまく伝えられているか?

その中でも股関節は、下半身と体幹をつなぐ大切なポイントの一つです。

股関節を使えるようにする。

身体の動きを整える。

必要な筋力をつける。

そして、その力をスイングへつなげる。

飛距離も腰への負担も、身体全体から考えてみましょう。


FAQ

股関節が硬いとゴルフの飛距離は落ちますか?

股関節の動きが制限されると、骨盤や体幹を使いにくくなり、力をクラブへ伝えにくくなることがあります。ただし、単純な柔軟性だけでなく、実際のスイングに近い動きの中で股関節を使えることが大切です。

股関節を柔らかくすれば腰痛は改善しますか?

股関節の動きが関係しているケースでは役立つことがありますが、腰痛には筋力、練習量、疲労、胸郭の動きなど複数の要因が関わります。股関節だけを見ればいいわけではありません。

飛距離アップには筋トレとピラティス、どちらがいいですか?

目的が違います。筋トレは力を高めるため、ピラティスは身体を動かしやすくしたり、コントロールしやすくしたりするために使います。Acegymでは必要に応じて両方を組み合わせます。

50代からでも飛距離アップは目指せますか?

目指せます。現在の筋力や身体の動きを確認し、必要なトレーニングを継続することで、飛距離やスイングの安定性を伸ばせる余地はあります。


Acegymから

福岡県久留米市のAcegymでは、スイング技術そのものではなく、ゴルフスイングを支えている身体を見ます。

NASM-GFS(ゴルフフィットネススペシャリスト)、柔道整復師、ピラティスインストラクターとしての知識を活かし、

  • 股関節
  • 胸郭
  • 肩甲骨
  • 体幹
  • 筋力
  • 身体の左右差
  • 力の伝わり方

などを一人ひとり確認します。

「もっと飛距離を伸ばしたい!」

「身体が横へ流れてしまう。」

「ラウンド後の腰が気になる。」

「筋トレしているけれど、ゴルフにつながっている感じがしない。」

そんな方は、まず自分の身体がどう動いているのかを確認するところから始めてみてください。

スイングを変えるのではなく、スイングできる身体を変える。

Acegymでは、そんなゴルファーの身体づくりをサポートしています。

ご相談・お問い合わせ

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE