ゴルフレッスンに通っているのに上手くならない本当の理由

スポーツパフォーマンスアップ

「ゴルフのレッスンに通っているのに、なかなか上手くならない…。」

「練習場にはマメに行っているのに、スコアが全然伸びない…。」

「YouTube動画でプロのスイングを研究しているのに、あんな風に体が動かない…。」

ゴルフ会員様から多い相談です。

まず、結論から言います。

それはあなたの努力不足でも、センスがないからでもありません。

私は、ゴルフフィットネス専門資格(NASM-GFS)を持つパーソナルトレーナーとして、多くのアラフォーゴルファーの体づくりをサポートしてきました。

その経験から、レッスンで結果が出ない原因のほとんどは、技術ではなく体にあると考えています。

なぜ頭ではわかっているのにできないが起きるのか

ゴルフのレッスンで、こんな指導を受けたことはありませんか?

「もっと股関節を使ってスイングして!」

「肩や腕の力を抜いて、体を大きく回して!」

頭では理解できるし、動画で何度も見てイメージはできている。

でもいざコースに出ると、思ったように体が動かない。

これは、知識と体の能力の間に、大きなギャップがある状態です。

どんなに正しいスイング理論を頭に入れても、それを体で再現するための土台がなければ、永遠に形にはなりません。

その原因は大きく2つあると考えています。

原因①:指導された動きを再現できる体の土台がない

「股関節を使って」と言われても、そもそも股関節がガチガチに固まっていれば、物理的に不可能です。

アラフォーのゴルファーに特に多いのが、次の3つの問題です。

1. 股関節の可動域が狭い

デスクワーク中心で1日8時間以上座り続けると、股関節周りの筋肉(腸腰筋や梨状筋など)が硬直します。

股関節が動かないと、下半身リードのスイングはどうやっても再現できず、代わりに腰や膝に余計な負担がかかります。

2. 胸椎(背中の上部)が固くて回転できない

スマホやパソコン作業で猫背が続くと、背中の上部(胸椎)の回旋が著しく制限されます。

ゴルフスイングで体を大きく使うためには、この胸椎の可動性が不可欠です。

ここが固いまま無理に体を回そうとしても、体は正しく捻転してくれません。

3. 体幹が弱く、スイング中に軸がブレる

体幹の安定性がないと、スイング中に上体が流れたり、インパクトで軸がズレたりします。

ミート率が安定しない・方向性が定まらないという悩みの多くは、この体幹の弱さ(バランスの悪さ)が原因です。

これらはすべて、加齢とデスクワークによってアラフォー世代に起きやすい問題です。

この土台が崩れたままでは、レッスンプロに何を教わっても再現は難しくなります。

原因②:正しい体の使い方を知らないまま振っている

もう一つの原因が、間違った体の使い方が癖になっているケースです。

✖ 腰で回ろうとしてしまう(※要注意!)

体を回してと言われたとき、腰を一生懸命回そうとする人が非常に多いです。

しかし、腰椎(腰の骨)は構造上、回旋に適していない関節です。

腰椎が回旋できる角度は、わずか5度程度しかありません。

それを超えた回転を腰に求めると、椎間板や筋肉に過剰な負担がかかり、深刻な腰痛を引き起こします。

正しく動かすべきは、腰ではなく、股関節と胸椎です。

✖ 腕の力で振ってしまう

体幹や股関節が使えないと、無意識に腕の力に頼ってクラブを振ってしまいます。

腕で作るスイングは再現性が低く、疲労が溜まる後半ホールになるほどスコアが崩れやすくなります。

ゴルフ上達のために、本当にやるべき3つのステップ

では、どうすれば最短で上達できるのか?

私が考える正しい順番は以下の通りです。

① まずピラティスで動ける体を作る

最初にやるべきは、闇雲にボールを打つことでも、重いバーベルを上げることでもありません。

体のバランスを整えること。

長年のデスクワークで固まった胸椎を動かし、硬直した股関節の可動域を広げ、軸をブレさせない体幹を作る。

ピラティスは、この土台整備に最適なメソッドです。

サボって眠っている筋肉をを目覚めさせるだけで、あれだけ言われてもできなかった動きが突然できるようになることがよくあります。

② 筋トレ(フリーウエイト)で鍛える

可動域が広がったら、次はエンジンを大きくする筋トレです。

闇雲に重いものを持ち上げるのではなく、股関節周り(お尻・裏もも)や体幹を中心に、スイングの動きに連動したトレーニングを行います。

筋力がつくと、7〜8割の力感で軽く振っても飛ぶ感覚が生まれ、18ホールを通じて疲れにくくブレなくなります。

③ 最後にレッスンプロに技術を習う

ここで初めて、レッスンの価値が最大限に引き出せます。

体の土台が整った状態で指導を受けると、頭でわかっているのに動かないというもどかしさが消え、課題の修正スピードが格段に上がります。

体が変われば、ゴルフが変わる

「上手くならないのは練習が足りないから。」

「自分にはゴルフの才能がないから。」

そう思って諦めかけている方に、もう一度伝えたいです。

あなたのゴルフが伸び悩んでいる本当の理由は、才能でも練習量でもなく、体が正しい動きを再現できない状態になっているだけかもしれません。

逆に言えば、体を整えて鍛えるだけで、これまで何年も苦戦していたスイングが驚くほどスムーズになることがあります。

ゴルフの上達は、レッスンと体づくりの両輪で進めるものです。

Acegymでは、柔道整復師とゴルフフィットネス専門資格(NASM-GFS)を持つトレーナーが、あなたの体の状態(関節の硬さや筋力のアンバランス)を丁寧に分析し、ゴルフに特化した体づくりをサポートします。

レッスンを受けているのに上手くならないと行き詰まりを感じているなら。 まずはあなたの体の状態を、一度チェックしに来てください。

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