【ゴルフで腰痛になるのは腰が原因ではない?】パフォーマンスを落とさない身体づくりとは

ゴルフ

ゴルフを続けていると、

「ラウンド後になると腰が張る。」

「練習量が増えると腰が痛くなる。」

そんな経験をしたことはありませんか?

腰痛というと、

「腰の筋肉が弱いから。」

「年齢のせいだから仕方ない。」

と思われることも少なくありません。

しかし、身体を評価してみると、必ずしも腰そのものが原因とは限りません。

今回は、ゴルフで腰痛が起こる理由と、長くゴルフを楽しみながらパフォーマンスを高めるための身体づくりについてお伝えします。


ゴルフは全身を使うスポーツ

ゴルフは腕だけでクラブを振るスポーツではありません。

スイングでは、

  • 地面を押す
  • 下半身で力を受け止める
  • 骨盤を回旋させる
  • 胸郭・肩甲骨へ力を伝える
  • 腕からクラブへ力を伝える

という流れで全身を使っています。

このように身体の各部位が順番に力を伝えていくことを、キネティックチェーン(運動連鎖)と呼びます。

飛距離や方向性を安定させるためには、この流れがスムーズであることが重要です。

どこか一つでもうまく動かない場所があると、別の部位がその役割を補おうとします。

その代償として負担が集中しやすい部位の一つが腰です。


腰が痛くなるのは、腰が悪いとは限らない

身体は、それぞれの関節が役割を分担しながら動いています。

例えば、

  • 股関節は大きな力を生み出す
  • 胸郭は身体を回旋させる
  • 肩甲骨は腕へ力を伝える
  • 体幹は全身を安定させる

それぞれが役割を果たすことで、効率の良いスイングが生まれます。

しかし、

  • 股関節の動きが少ない
  • 胸郭が硬く回旋しにくい
  • 肩甲骨が十分に動いていない

このような状態では、本来ほかの部位が担うはずの動きを腰が代わりに行うことになります。

その結果、腰への負担が積み重なり、痛みや違和感につながることがあります。

つまり、

腰が悪いのではなく、腰が頑張りすぎている状態

とも考えられるのです。


股関節が動かないと腰に負担が集まりやすい

ゴルフスイングでは、股関節は身体を支えながら大きな力を生み出す重要な関節です。

トップから切り返しでは、地面を押した力を股関節で受け止め、その力を骨盤の回旋へつなげています。

しかし、股関節の可動域が不足すると、その動きを腰椎(腰)が代わりに行おうとします。

腰椎は本来、大きく回旋するための関節ではありません。

そのため、何度もスイングを繰り返すことで少しずつ負担が蓄積し、腰痛につながる可能性があります。

「腰が痛いから腰をほぐす」

だけではなく、

股関節が十分に働いているか?

という視点も大切です。


胸郭の動きもスイングには欠かせない

股関節だけでなく、胸郭の動きもゴルフでは非常に重要です。

胸郭がしっかり回旋できることで、骨盤との捻転差が生まれ、地面から得た力を効率よくクラブへ伝えられます。

逆に胸郭が硬くなると、身体が十分に回らず、腰だけで回旋を補おうとしてしまいます。

その結果、腰への負担が増えるだけでなく、飛距離や方向性にも影響する可能性があります。

腰痛予防だけでなく、パフォーマンス向上という意味でも胸郭の動きは重要なのです。


腰痛予防は、腹筋を鍛えることだけではない

腰痛予防というと、腹筋や背筋を鍛えることを思い浮かべる方も多いでしょう。

もちろん筋力は大切です。

しかし、身体の動きに問題があるまま筋力だけを高めても、腰への負担は十分に減らないことがあります。

まず確認したいのは、

  • 股関節は十分に動いているか
  • 胸郭は回旋できているか
  • 肩甲骨はスムーズに動いているか
  • 身体に左右差はないか
  • 体幹は安定しているか

こうした身体全体の状態です。

身体がうまく連動することで、腰だけに負担が集中しにくいスイングにつながります。


腰痛予防はパフォーマンス向上にもつながる

腰痛は、痛いという問題だけではありません。

身体は痛みを感じると、無意識にその部分を守ろうとします。

すると、

  • 思い切ってスイングできない
  • 身体の回旋が小さくなる
  • 力を十分に伝えられない

といった変化が起こることがあります。

つまり、腰痛は飛距離やスイングの安定性にも影響する可能性があります。

だからこそ、腰痛を予防することは、ゴルフを長く楽しむだけでなく、競技パフォーマンスを維持・向上させることにもつながります。


なぜAcegymではピラティスを取り入れているのか

Acegymでは、筋力トレーニングだけではなく、ピラティスも取り入れています。

その理由は、筋肉を増やすことが目的ではありません。

身体を思い通りにコントロールできる能力を高めるためです。

ピラティスでは、

  • 股関節
  • 胸郭
  • 肩甲骨
  • 体幹

を協調させながら動かします。

その結果、身体全体で力を伝えやすくなり、腰だけに負担が集中しにくい身体づくりにつながります。

その上で筋力トレーニングを行うことで、

  • 安定性
  • パワー
  • 力の伝達

を高め、ゴルフのパフォーマンス向上も目指していきます。

Acegymでは、整えてから鍛えるという考え方を大切にしています。


Acegymでは、評価から始めます

同じ腰痛でも、原因は一人ひとり異なります。

Acegymでは、

  • 股関節の可動域
  • 胸郭の回旋
  • 肩甲骨の動き
  • 左右差
  • 片脚での安定性
  • 体幹のコントロール

などを確認します。

原因を見つけずに、同じストレッチ、同じ筋トレを行っても、思うような変化は得られないかもしれません。

だからこそ、まず身体を評価し、

「なぜ腰へ負担が集まっているのか?」

を考えることから始めます。

そのうえで、その選手に必要な身体づくりをご提案しています。


Athlete Note

今回のポイント

✅ ゴルフは全身の連動でクラブを加速させるスポーツ

✅ 腰痛の原因が腰とは限らない

✅ 股関節は力を生み出す重要な関節

✅ 胸郭の回旋は飛距離だけでなく腰痛予防にも重要

✅ 身体を評価して原因を見つけることが大切

✅ 整えてから鍛えることがパフォーマンス向上につながる


まとめ

ゴルフで腰痛があるからといって、腰だけをケアすれば解決するとは限りません。

大切なのは、なぜ腰に負担が集まっているのかを知ること。

その原因は、股関節や胸郭、肩甲骨など、身体全体の動きにあるかもしれません。

身体を評価し、必要な部分を整えたうえで鍛えることが、腰痛予防だけでなく、スイングの安定や飛距離アップにもつながります。


Acegymから

福岡県久留米市のAcegymでは、一人ひとりの身体の状態や競技特性を評価し、その選手に必要な身体づくりをご提案しています。

「もっと飛距離を伸ばしたい。」

「腰痛を気にせずゴルフを楽しみたい。」

「自分にはどんなトレーニングが必要なのか知りたい。」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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